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供物についての葬儀マナー

供物は、故人、あるいは仏様に向けての感謝の意を表すことを通じて贈るものとなります。
供物にはしかるべき決まりごとが葬儀マナーとしてあります。
しかしながら、このことは宗教などにより異なってくるので気をつけなければなりません。
仏式は贈ってはいけない肉などが、神式なら供物としてもOKだったり、その反対に線香やろうそくなどは、仏教の供養の為のものであることから、神前に供えるものとしてふさわしくなかったりします。
キリスト教式のケースでは、供物のしきたりはなく、生花を贈るのが普通です。
葬儀時には、世間的には親族が出すものと言われています。
しかしながら、そのコストも親族が負担しないといけないとは言い切れません。
近頃の葬儀の場合では、喪家サイドが支払って、のし紙に親族一同などと表記するケースも、多く見られるためです。
確かにお悔みの気持ちを示すため、供物代を一個人で出すことも、このことは葬儀マナー的に何の問題もありません。

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