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笑ってはいけない葬儀マナーで困ったら

葬儀マナーとしてあり得ないのはわかっていますが、葬儀中に思わず笑ってしまう体験をしたことのある人はたくさんいます。
例えば、お坊さんが木魚を叩いたら木魚がすっ飛んで行ったとか、お坊さんの頭に虫が止まってしまったとか、お坊さんがらみの吹き出しポイントも少なくありません。
葬儀の意味を理解できない幼い子供の無邪気な行動に、思わず笑ってしまうこともしばしば。
葬儀マナーとしてはもちろんいけませんが、悲しみの中ではほんの瞬間、心がほぐれるということもあるかもしれません。
故人のために笑って送り出す風習のある地域もありますが、基本的には笑いは不謹慎とされます。
それでも突発的に笑いがこみあげて来てしまった場合、どのように対処すれば葬儀マナー違反を回避できるでしょうか。
一番のおすすめは、顔を伏せてハンカチで口を隠すことです。
鼻から下が隠れていれば悲しんでいるようにしか見えませんので、これが基本の策です。
いよいよどうしようもなくなったらそのまま席を外すこともできますし、葬儀中のアクシデントはハンカチでフォローできることが多いので、始まったら常に手に持っていましょう。

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